silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

昭和天皇の苦悩

本日12月23日は何の日と聞かれれば、若い頃は迷わずクリスマスイブイブなんて答えていた。お花畑というか、とにかく景気が良くてとにかく活気があったあの頃。株価も3万円を超えてバブル絶頂期。クリスマスとなれば人気レストランは一杯でホテルの予約も一苦労。貧乏学生の自分には無縁の世界だったが、それでも周りが浮かれているのは悪い気はしない。景気というくらいだけあって、やはり国民の”気”、要は士気を左右するわけで、その景気がまさに絶頂期だったのから、問題は勿論あったが、それでもとにかく明るい時代だった。

やがて御代代わりと歩調を合わせるように日本経済は長いデフレに突入。構造改革の御旗の下に断行された施策が日本経済をこうも無残に打ち砕くとは。当時の自分は夢にも思わなかった。経済、政治すべてにおいて無知な国民だったのである。

御代代わりとともに天皇誕生日の祝日も現上皇さまに合わせて12月23日に変更になった。クリスマスイブの前日とは縁起がいいなんてのんきなことを思っていたが、ついこの間重要な史実を知って驚愕した。12月23日は大東亜戦争におけるいわゆるA級戦犯の方々の死刑執行日だったのである。奇しくも上皇さまの誕生日と重なるとは。なんてことではなく、これはGHQが意図的に上皇さま、つまり昭和天皇の愛息の誕生日にぶつけてきたわけだ。昭和天皇が息子の誕生日を迎えるたびに、東条英機含め、日本のために命を捧げた人々が処刑されたあの日のことを思い出すように仕向けたわけだ。なんて邪悪な奴らなんだろう。

このような重要なことを知らなかった自分が恥ずかしくて仕方ない。もっと勉強せねば。