silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

家元恐るべし

夕べ床に就いたのは午前1時。自分としてはかなり夜更かしだったので、今朝はせめて7時過ぎまでは寝ていようと思ったのだが、日曜日となると気分が高揚しているのか、6時過ぎには目が覚めてしまった。日の出とともに起きるように体内時計が設定されてしまっているのか、二度寝する気には毛頭慣れず、そのまま起きてしまった。

雲の多い日の出となったが、朝日に照らされオレンジ色に染まる雲がまた風情があってなんとも美しい。毎朝このような光景が見れることが幸せで仕方ない。Uターンしてきて本当に良かったと思う理由の一つだ。もちろん、この地だろうが東京だろうが太陽は平等に上がるのに、住む環境次第でこうも心の持ちようが変わるなんてなんとも不思議な気がする。

コロナショックは治まるどころか悪化する日々。所謂ショックドクトリンよろしく、この機に世界を変えていこうとする勢いはますます強まるだろう。日本ではDXがさらに加速するだろう。デジタル化にはいい点もあるので、セキュリティーの徹底強化と並行する形で進めばいいと思う。

それはそれでいいとして、感覚的にデジタル化のみならず、概して生活が便利になることにあまり魂が揺さぶられない。単に慣れてしまったということかもしれないが、その一方で、マニュアルの車に乗っていた頃や、固定電話しかなかった時代の方がどこか心が豊かであったような気がする今日この頃。それもこれも単に昔の時代の美化に過ぎないだけかと思っていたが、ふと亡くなった立川談志師匠の名言を見ていたら、『快適さを精神において求めるのが文化、物質に頼って求めるのが文明である』という有難い言葉を発見。なるほど、スマホ持てても心が豊かにならないわけだ。これからどう文化を育てていくかに人々の関心は高まるような気がする。