silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

捨て猫の命

少し疲れていたのか、今朝は珍しく目覚ましを止めてから数分だがさらに寝てしまった。外を見ると雲の隙間から青空が顔をのぞかせていた。これなら朝のウォーキングも問題ない。いつも通り西野さんのVoicy聞きながらの朝ごはん。西野さんの映画えんとつまちにブペルの声優さんがついに発表になったとのこと。なんとルビッチ君役は芦田愛菜さんだった。早速YouTubeでCMをチェック。明日がプロ。役作りが見事過ぎて、言われなければこれが芦田愛菜さんとは分からないだろう。どの世界でもプロの仕事は美しい。

食事を終えてウォーキングでいつものとおり公園を歩いていると、数メートル先に白いかたまりのようなものが視界に入った。微妙に揺れているように見えたと思ったら、なにやら鳴き声らしきものが聞こえてきた。あたーっ。そう、捨て猫だった。おまけに生まれて1,2週間くらいだろうか?微妙な揺れは、寒さによる震えだった。

このままでは死んでしまう。そう思うとすぐにでも引き取って育ててあげたい。でもペット禁止のマンションに住む自分には引き取ることは許されない。せめて何か食べ物だけでも与えてあげたいが、中途半端に救うことが将来的にこの子にとって、そして近所の住人にとって正しい選択なのかと考えると、中々難しい。

結局始業時間が近づいていることもあり、そのまま家に戻り仕事を始めた。どうしようもない無力感に襲われた。でも自分が落ち込んだところで何もいいことは無い。周りの人にも迷惑な話だ。これを機会に、自分の無力さを再認識し、少しで他人の役に立てるように努力することがあの猫に対するお詫びのような気がして、仕事に励むことにした。

とはいえ、そう簡単に悟れるものではない。結局心配になって、牛乳片手にお昼休みに公園を訪れてみた。しかしながら、そこにあの猫の姿はなかった。心温かい人が、ひょっとしたら拾ってあげたのか。はたまた近くの動物病院に届けたのか。ことの顛末は解らないが、とにかくほっとした。このところ思い上がり気味の自分に対する戒めだったような気がする。所詮、その程度の人間なのだから、もっと精進しろ。そう言われているような気がした。