共産主義も悪くないか

自分がフォローしている経済評論家のTwitterのアカウントが凍結になってしまった。はっきりした理由は分からないが、反日系にとって不利な情報を流していたことが原因のようだ。新型コロナウィルの話題になっても、日本政府のやり方に対する文句は洪水のようにメディアに溢れているが、感染の責任を負うべき中国政府に対する文句を耳にすることは殆どない。その影響もあってか、プライベートで話す場合においても言及する友人は殆どいない。

平成の代名詞となった構造改革。その勢いは新政権の下で衰えるどころか却ってより加速しそうである。構造改革によるデフレの深刻化は日本人を経済的にも精神的にも貧しくした。今や、他人の幸せを妬み攻撃するようなニュースばかりがメディアを跋扈する。新首相は自助と共助の大切を強調する。裏を返せば政府は当てにするな。自己責任で生きろという政府としての責任を放棄したような暴論を平気で展開しているわけだ。

日本産業の肝である半導体技術は他国に盗まれ放題。スパイ防止法もなく、交戦権を放棄したわが国の自衛力は地に落ちた感が否めない。ついに他国からの防衛も自己責任ということか。

こんな状況で共産主義国が我が国を乗っ取ろうとしたとき、どれだけの日本人が自国を守るために本気で戦おうと思うだろうか。肝心の政府が日本人のために何もしてくれない。リベラルが強すぎて思ったことは言い辛い日本社会において、言論の自由がどれほど保証されているというのか。共産国とはいえ核兵器と世界に関たるスパイネットワークを持っているなら、他国に侵略されることもないだろう。私有財産没収されるから豊かさとは無縁の暮らしになるだろうが、いまでさえ必死に働いたところで子供すら持てないような経済状態。これらを考えたら、共産主義なんてまっぴらなんて思う人って、思ったより少ないのではないか。となると無血共産革命成立とか？うーん、これぞまさにグラムシが企んでいたことか。可能性ゼロではなさそうで怖い。