75年

今日もいつも通り暑い1日がスタートした。扇風機と自然の風に頼って過ごす夜は流石に寝苦しくなり、熟睡とは程遠い状況でいつもより早く目覚めた。寒暖計を見ればすでに30度。潔く起きることにした。目覚ましが鳴る時間より30程早いが、眠れる自信もないし、かわいい山鳩の鳴き声を聞くのも悪くない。そう思って起きて朝食の用意に取り掛かった。

元祖お弁当男子としての矜持は、在宅勤務になっても当然保たれているわけで、朝食の準備なんてお手の物。あと20歳若ければ、周りの女性から垂涎の的となっていた、、、はずもないか。実際あの頃からご飯位作っていたっけ。

朝食後のトレーニングを済ませてから始業時間まで少し間があったので、コーヒーを淹れて窓際で朝の風を受けながら本を読むことにした。中野先生の日本思想史についての話で面白いが難しいので気合を入れて読まないと理解できないか、理解できてもすぐ忘れてしまいそうな感じ。うーん、長い付き合いになりそうな予感。

そうこうしていると、市のアナウンスが流れ始めた。どうせ新型コロナウィルスについて案内かと思いきや、広島原爆投下による死者を悼む黙とうの案内だった。市がこんな粋なサービスをしているとは知らなかった。あれから三四半世紀経つのだ。戦後の日本人はなどとよく言われるが、確かに私たちはいまだに事実上アメリカの属国だ。このままでいいのか、米中が実質的に戦争に突入いている今、日本の身の振り方が今度こそ真剣に問われることになるだろう。中共無くなれば、再度仕切り直しということで、改めて自国第一主義の精神に基づき、周辺国とともに日本を心から豊かな国にすべく頑張ろうではないか。