silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

復古の精神で乗り切ろう

このところ、日本史にやたらはまっている。それも縄文時代とか、かなり昔の話である。たまたまYouTubeで素晴らしい動画に出くわし、その先生の講話にすっかり魅了されてしまっている。その世界ではかなり有名な方のようで、西洋美術の専門家のようで、自分が今迄全く知らなかったことばかりで、毎日目から鱗状態である。

今日観たYouTubeでは、縄文式土器のすばらしさを話されていた。初っ端から、縄文時代が今から15,000年以上前から始まったと知りまずびっくり。世界は石器時代で、史跡と言えば洞窟内の壁画程度しかない時代に、火焔式土器(モチーフは水だから、先生は水焔式土器と呼んでいるとおっしゃっていた)のような、実用性を通り越して芸術を追求するという高度な文明を持ち合わせていた日本人の優秀さに気づき、改めて日本人で良かったと実感。

また、土偶は、当時常態化していた近親相姦により生まれた多くの身体障害者を表したもので、そうして形として残すことで不幸な彼らに対する鎮魂歌のような役割を成していたと推察されるとのことだった。そして、遺跡からは30代後半と推定される身体障害者の遺骨が発見されたとのこと。そんな太古の時代でも、ハンディキャップを持った人達を30年以上生き長らえるように共同体が配慮した証であり、日本人の精神性の高さを物語っている。

世界政治は日々緊張が高まっており、日本もいずれ大きな選択を迫られる日が来るであろう。その時は、一人の日本人として、こうした古の世から大切にされてきた和の精神に背くことなく生きていこうと思う。世界が憧れる日本文化に沿って生きるなら、間違いがある筈がない。そう信じている。